近畿大学医学部付属病院眼科の月山純子医長は「角膜の形や大きさには個人差が大きい。ソフトレンズは柔らかく、目に合っていなくてもつけられるが、目の形に合わないものを使い続けることでトラブルになるケースが少なくない」と指摘する。
自覚症状出にくい
酸素が不足すると角膜の防御機能が低下、角膜上皮が浮腫を起こし細胞が脱落する。この状態が長期に続くと、角膜内皮細胞が死んで数が減少したり、角膜に新生血管が入り混濁を起こしたりする。
角膜内皮細胞は再生しないため、細胞が死ぬと死んだ細胞の隣の細胞がその場所を埋めるようになり、一つ一つの細胞が大きくなっていく。角膜内皮細胞が少ないと白内障などの手術を受けるときにリスクが高くなるが、細胞の数が減っても痛みなどの自覚症状はない。