島本理生さんが長編「Red」 子を持つ女性のリアル、生身と本音…官能交え (3/3ページ)

2014.10.13 07:24

 文章の「輪郭」濃く

 高校在学中にデビューし、はや13年がたつ。出産直後は育児で手いっぱいだったが、子供も3歳になり執筆ペースも上がってきた。次作を執筆しながら「自分の文章の輪郭が濃くなってきた」と感じている。

 「曖昧だった部分がクリアになっていく感じ。それで失われるものもあるかもしれないけれど、以前は書けなかったことが書けている実感がある。女性の生身の部分や本音、というところですよね。それが、すごく楽しい」

【プロフィル】島本理生

 しまもと・りお 昭和58年、東京生まれ。平成13年に『シルエット』が群像新人文学賞優秀作に。15年、『リトル・バイ・リトル』で野間文芸新人賞を最年少で受賞。主な小説に『ナラタージュ』『あなたの呼吸が止まるまで』など。夫は作家の佐藤友哉さん。

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