【江藤詩文の世界鉄道旅】シーニゲ・プラッテ鉄道(1)アイガー・メンヒ・ユングフラウ…日本ゆかりの地から眺める3名峰 (1/2ページ)

2014.10.26 18:00

ヴィルダースヴィル駅で出発準備を進めるシーニゲ・プラッテ鉄道。真ん中の歯車は「リッゲンバッハ式ラックレール」というそうだ

ヴィルダースヴィル駅で出発準備を進めるシーニゲ・プラッテ鉄道。真ん中の歯車は「リッゲンバッハ式ラックレール」というそうだ【拡大】

  • 1893年に開通してから120年以上、ほとんど変わっていないという運転席のエンジン
  • 車窓には、息をのむようなパノラマが続く
  • 終着駅「シーニゲ・プラッテ」駅に到着。夏真っ盛りでも、空気はかなり冷え込んでいた
  • おじいちゃん3人組によるアルプホルンの生演奏。音を出すためには相当な肺活量が必要で、めいっぱい吹いたけれど、きれいな音色にはならなかった

 スイスを旅していると、思いがけず日本の地名を目にすることがある。それもそのはず、長野県松本市とベルン州グリンデルワルト、滋賀県大津市とベルン州インターラーケンなど、日本の12の自治体がスイスの都市と姉妹都市になっている。しょっちゅう行く東京の品川が、ジュネーヴ州ジュネーヴ市と姉妹都市の関係にあったなんて、ジュネーヴを旅してはじめて知った。

 日本とスイスの国交樹立150周年にあたる2014年は、鉄道ファンにとっては、箱根登山鉄道とスイスの私鉄レーティッシュ鉄道が姉妹鉄道になって35周年を迎えるメモリアル・イヤー。箱根町とグラウビュンデン州サンモリッツは、友好都市として提携を結ぶ予定だ。

 旅の目的地「シーニゲ・プラッテ」には、「シーニゲ・プラッテ高山植物園」があり、ここは神戸の「六甲高山植物」と“姉妹高山植物園”になっている。標高600mのヴィルダースヴィル駅と1967mのシーニゲ・プラッテ駅、最大勾配250パーミルの路線を、1893年に開通した2両編成の小さな登山鉄道「シーニゲ・プラッテ鉄道」が、最大時速12キロとゆっくりしたペースでのんびり登っていく。観光列車らしい大きな窓からは、コバルトブルーの湖やスイスらしいアルプスが一望でき、客席から大きな歓声が上がった。木造のレトロな車内には、うきうきと楽しげな雰囲気が満ち溢れている。窓を開けられるので、高地特有のきりっと冷たい空気が流れ込むのもいい。

皇太子さまもご訪問された終着駅で待ち受けていたものは…

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