【江藤詩文の世界鉄道旅】シーニゲ・プラッテ鉄道(1)アイガー・メンヒ・ユングフラウ…日本ゆかりの地から眺める3名峰 (2/2ページ)

2014.10.26 18:00

ヴィルダースヴィル駅で出発準備を進めるシーニゲ・プラッテ鉄道。真ん中の歯車は「リッゲンバッハ式ラックレール」というそうだ

ヴィルダースヴィル駅で出発準備を進めるシーニゲ・プラッテ鉄道。真ん中の歯車は「リッゲンバッハ式ラックレール」というそうだ【拡大】

  • 1893年に開通してから120年以上、ほとんど変わっていないという運転席のエンジン
  • 車窓には、息をのむようなパノラマが続く
  • 終着駅「シーニゲ・プラッテ」駅に到着。夏真っ盛りでも、空気はかなり冷え込んでいた
  • おじいちゃん3人組によるアルプホルンの生演奏。音を出すためには相当な肺活量が必要で、めいっぱい吹いたけれど、きれいな音色にはならなかった

 終着駅「シーニゲ・プラッテ」駅のプラットフォームでは、アルプホルン奏者の生演奏が迎えてくれた。いかにもスイスの山岳地帯らしい演出だ。鉄道が到着するたびに、演奏をしたり、写真のモデルになったり、観光客にアルプホルンを体験させたり、なんだか忙しげだ。ホルン奏者のおじいちゃんによると、今年6月には皇太子様もこの列車に乗ってここを訪れ、3名峰に見とれたり、高山植物園を散策したという。

■取材協力:在日スイス大使館

■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。

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