同社は平成23年秋、本棚に収納できるブック型工具セットを女性目線で開発して発売。以降もキャップにはけが付いたマニキュア容器型の塗料や電動ミニドリル&ドライバーなど、DIY初心者や女性向けの商品を次々と開発してきた。「道具が分からない、難しそう、部屋が汚れるといった理由でハードルが高かったDIYだが、暮らしをより楽しくするために提案していきたい」と西方章子・広報室長は話す。
同社が運営するサークル「DIYスタイル」は会員数1200人を超え、昨年の3倍に。使いやすい防臭水性塗料の売り上げも前年比2ケタ増の伸び率で推移し、「30代半ば以上の女性を中心にDIYを始める人が確実に増えている」(西方室長)という。
問い合わせが年々増加
大阪・難波のホームセンター「ダイキなんば店」のDIY売り場でも「道具の使い方や材料の選び方を尋ねる客の中に若い男女や中年女性が結構多い」と加藤幸親・副店長。都心部は中古や賃貸住宅の居住者が圧倒的に多く、家具を自分好みのサイズや色に変える程度のDIYが主流のため、同店では少量サイズの塗料の品ぞろえを拡充した。