ミシェルさんはしばらくすると「学校を辞めよう」と言ってくれた。受験して入学した私立小学校だったが地元の公立小に転校すると元気になった。「すごく苦しかった時期でした。お父さんはよく分かってくれる」
けがのため、子供の頃からの夢だったバレリーナをあきらめ、父と同じテレビの世界に進んだ。
家庭でも仕事場でも態度が変わることがなく、他人を気遣い、愚痴を言うこともない。「芸能界に入り、お父さんを尊敬する気持ちがより強くなりました」
乃木坂46のライブで「今日はお父さんが来ています」と言うと、わき起こったのは「ミシェルコール」。「私のコールしてよって思ったけれど、お父さんは人気者なんだなってうれしかった」