クリスマス期間中最も大きな伸びを示したのは北海道の札幌周辺の2エリアとなった。北海道全体の宿泊者数を居住地別で見ると、1位の北海道(道内の旅行者) に続いて、2位は海外・訪日外国人となり、海外からの旅行者が増加している。また、今年9月から放送の連続テレビ小説の舞台となった余市町の「ニッカウヰスキー余市蒸留所」を含むエリアは札幌から車で1時間強と市内からの周遊の便も良く、前年同期比43.7%増と注目を集めた。札幌周辺エリアでは、期間中「さっぽろホワイトイルミネーション」や「ミュンヘン・クリスマス市」のクリスマスイベントが開催される。
■大阪・USJは人気継続。訪日観光も好調
2014年6月OPENの「あべのハルカス」、7月OPENのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の新アトラクションなど新スポットで盛り上がる大阪は、クリスマスも好調だ。さらに、関西国際空港からの外国人旅客数増加に伴い、なんばエリアは東京都・大阪府からの予約を押さえ訪日外国人予約数が1位となった。大阪駅周辺エリアではUSJのクリスマスイベントや「ドイツ・クリスマスマーケット大阪2014」、なんばエリアは空中庭園の展望台など周辺クリスマスイベントと合わせてのクリスマス予約が盛り上がっている。