都タクシーは平成20年から「子育てタクシー」を運行している。「全国子育てタクシー協会」(横浜市)の養成講座を修了し、子供とのコミュニケーションなどを学んだ専門の乗務員が運転を担当する。特別料金は必要なく、通常のメーター制。事前に登録しておけば利用できる。
当初は乳児連れの母親の移動支援などを想定していたが、現在は月に約300件の依頼のうち、習い事や塾の送迎が3分の1を占め、年々増加しているという。同社の筒井基好社長は「安全・安心な交通手段として幅広く利用してほしい」と話す。
地域もサポート
インターネットを通じて託児支援を行う「アズママ」(横浜市中区)の「子育てシェア」サービスでも、習い事や塾の送迎での利用が目立つ。利用するにはまず、交流イベントなどに親子で参加して、他のメンバーと知り合いになる必要がある。その後、専用サイトを通じて塾の送迎などを依頼。OKの返信が来たら双方で連絡を取り合う仕組みだ。料金は1時間当たり500~700円。広報担当の石井奈実絵さんは「普段、付き合いのあるママ友などに頼むのは心苦しいという人は少なくない。見知った人に決まった金額の謝礼を払うことで気軽に利用できるのが利点」と話す。