ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」を、世界に発信していくプロジェクトを企画・推進しているピースキッチンは、5月にイタリアで始まったミラノ国際博覧会に連動して、和食の精神性を伝えるプロジェクト「Peace Kitchen」をスタートさせた。
5月から約半年間、ミラノ市中心部にあるコミュニティレストランを借り切って、日本の食や酒を提供し、料理教室を開き、餅つきや盆踊りなどのイベントを実施。和食が共同調理や集団での食事といったスタイルを背景に持っていることを知らせていく。
この中で、最先端のテクノロジーをアートや広告に取り入れ、展開しているクリエイティブ集団のライゾマティクスが協力した、色で世界を平和にしていくことをテーマにしたインスタレーションを展開している。そのひとつが「Peace Kitchen Table」。テーブルクロス状のシートに小さなLEDが取り付け、センサーを仕込んだもので、テーブルを囲んでいる人たちの声が大きくなる、盛り上がってテーブルとの距離が近くなる、ワインのビンなどがテーブルの上にドンと置かれる-といった動きがあると、センサーが反応して輝きが変化する。