長傘では、繊維製品を扱う帝人フロンティア(大阪市中央区)と共同開発した撥水(はっすい)性の高い生地を使った傘「富山サンダー」が注目されている。生地は蓮の葉のように水をはじく構造で、雨粒が玉のように転がり落ちる。また、繊維強化プラスチックの骨は軽量で扱いやすい。「年々、豪雨が増える中、悪天候にも対応できる高機能を求める人が多い」という。
骨が多く丈夫
梅雨の時期に毎年、さまざまな傘を集めた催事「GINZAの百傘会」(今年は6月3~30日)を開く百貨店、銀座松屋(東京都中央区)。同店婦人雑貨売り場の御厩(みまや)里香主任は、「折れにくい丈夫な傘を求める男性客が多い」と話す。
同店のお薦めは、一般的な長傘よりも骨の数が多いもの。御厩主任によると、一般的な長傘の骨は8本だが、同店には12本や16本のものが豊富にそろう。「骨が多い分頑丈なほか、立体的でおしゃれな形になる」という。
また、同店では折り畳み傘でも2つ折りの長めのものを選ぶ人が多い。「長傘と同じ感覚で使えるため人気があるようだ」とする。