「規格外食品」を販売する業者増加 野菜、魚、せんべい…安価でおいしく (3/4ページ)

2015.10.24 17:06

一般市場に出回らない規格外の農産物。見た目は悪くても味は変わらず、家計にもやさしい=東京都渋谷区のラディーチェ(油原聡子撮影)

一般市場に出回らない規格外の農産物。見た目は悪くても味は変わらず、家計にもやさしい=東京都渋谷区のラディーチェ(油原聡子撮影)【拡大】

  • 外側の葉が虫に食われてしまったキャベツ。内側は問題なく食べられる(油原聡子撮影)

 同サイトでは小さめのサイズの野菜が人気。少子化で家族の人数が少なくなっているうえ、切りやすく、調理がしやすいと好評だという。

 捨てられてしまう食材の利用は、生産者の支援にもつながる。

 食材宅配サービスの「大地を守る会」(千葉市)では、「もったいナイシリーズ」として、規格外の魚や食品を販売。生産者応援を掲げている。担当者は「通常の流通ルートではお金にならないものを、お金に換えることで生産者の役にも立てる」と話す。台風などの影響で傷が付いた果物を生産者応援の意味も込めて販売する業者もある。

 「規格外」だけに安定供給は難しいが、こまめに食品販売サイトやスーパーの販売棚をチェックすると、お得な規格外商品に出合えるかもしれない。

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