昭和50年代ごろから人気には陰りが見え始め、平成に入るとさらに下火になったが、逆にその美しいフォルムと確かな技術力にほれ込んだのが鳥居さんだ。平成17年に前の会社を辞めてまで同商会に入社。思いは消えず、わずか1人だが新会社立ち上げにこぎつけた。
歴史途切れさせぬ
昔のファンも、存続への思いは強い。「地球ゴマがなくなるのは寂しい」「生産をやめないで」-。タイガー商会には、半年ほどの間に、全国から約300通以上のファクスや電話があったという。
「地球ゴマの歴史を途切れさせるわけにはいかない」と鳥居さんは話す。しかし、以前と同じものではなく、新しい「次世代地球ゴマ」を来春までに作ることを決めた。