「もうまだ調査~肌と心は関係するのか~」から【拡大】
「もう50代」とネガティブにとらえるか、「まだ50代」とポジティブにとらえるか―。自分の年齢をどう受け止めているかという「年齢意識」が肌年齢に影響していることが、グライド・エンタープライズ(東京都渋谷区)が運営するフェイスマスク研究所の調査で分かった。専門家も「肌と前向きに向き合うことが、若さと美しさをサポートする」とコメントしている。
10月2~13日に東京都近郊に住む50代女性539人を対象にインターネットで事前調査を実施。自分の年齢について、「まだ50代」と思うか、「もう50代」と思うか、を自己申告してもらったところ、「まだ50代」「どちらかといえばまだ50代」の合計が26.5%、「もう50代」「どちらかといえばもう50代」の合計が73.5%だった。
「まだ50代」「もう50代」それぞれ15人に後日集まってもらい、肌年齢を医療用の解析システムで測定したところ、「まだ50代」と思う女性の肌年齢は平均で46.6歳と実年齢より平均8.0歳も若く、一方「もう50代」と思う女性の肌年齢は平均で53.1歳と実年齢との差はマイナス0.9歳にとどまった。「まだ」と「もう」の意識の違いだけで肌年齢に7.1歳も違いが出た。