女性の社会進出に加え、安倍晋三政権の経済政策、アベノミクス効果で、独身女性のマンション購入意欲が高まっている。同研究会の会員は、平成20年に4万8千人だったが、26年は7万5550人に増えた。小島代表は、「最近は女性向け住宅ローンもある。派遣社員や契約社員でもローンが組みやすくなったことも後押ししている」と指摘する。
20代でも
かつては、独身女性がマンションを購入すると、「結婚をあきらめた」と思われがちだったが、今は違うようだ。
女性向けの不動産紹介サイト「ノムコム・ウーマン」を運営している、野村不動産アーバンネットの板垣香織さんは「今は結婚したり、家族が増えたりした場合には、売却することなどを視野に入れたうえで購入する女性が多いですね」と話す。