【著者は語る】こまつ座社長、演劇プロデューサー・井上麻矢氏『夜中の電話』 (2/2ページ)

2015.11.28 05:00

 父が果たせなかった仕事の一つ、戦争体験を描く広島を舞台にした『父と暮せば』の続編も、山田洋次監督の脚本で年末に上映されます。

 この、長崎を描いた『母と暮せば』のノベライズを、私が執筆しました。父の理念<芝居を通してユートピアを実現させる>を引き継ぐプロデューサーとして、今後も新たな挑戦を続ける覚悟です。(1296円 集英社インターナショナル)

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【プロフィル】井上麻矢

 いのうえ・まや 1967年東京生まれ。作家・井上ひさしの三女。文化学院在学中に渡仏、帰国後OLを経て2009年「こまつ座」代表取締役社長に就任。12年菊田一夫演劇賞特別賞、紀伊国屋演劇賞団体賞、イタリア・フランコ・エンリケツ賞など多数受賞。12年生誕77年記念『井上ひさし生誕77フェスティバル』を上演するなど、今最も元気な演劇プロデューサー。

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