反対の理由はママ友との交際関係だ。「大手企業勤務」という夫の肩書は一つのステータスになる。「直接、友人たちに夫の勤務先を聞いたりはしないが、会話の中で自然と伝わってくる。勤め先から生活水準が想像でき、相手によって一緒に食べるランチの値段は変わる」と本音をもらす。
地方移住を伴う転職に難色を示すのは2歳の子供のいる共働きの30代の女性。「共働きだから今の生活を維持できている。東京を離れるなんて考えられないので、どうしても移住したいというなら、単身赴任してもらう」
背景に社会変化
リブセンスが11月に公表した調査結果でもこうした妻の言い分が浮き彫りになっている。調査対象は20~30代の転職を希望する既婚男性会社員1800人。