さらに長嶋氏が注目してほしいというのが、国土交通省の指導により来年度から変わるといわれている中古戸建て住宅の建物評価法だ。
「これまでは築20~25年を越えた物件はすべて価値がゼロとされましたが、これからは、たとえ同じ築年数でも物件によって700万円、800万円、やはりゼロですというように、建物の質や劣化具合によって差が生まれます。ようやく日本でも住宅が適正に評価され、本当の意味での資産価値が認められる時代がくるのです」
つまり、いまはゼロ評価でもあきらめることはない。価値が生まれる物件も出てくるというわけだ。
対策ポイント
・資産価値は下がって当然。売れるものはすぐに売る
・「コンパクトシティ」に認定されると価格向上も
・来年度から変わる!? 中古住宅の評価法に注意
不動産コンサルタント 長嶋 修(ながしま・おさむ)
業界でいち早く個人向け不動産コンサルティング会社「さくら事務所」設立。著書に『これから3年 不動産とどう付き合うか』『「空き家」が蝕む日本』など多数。
(小澤啓司=文 遠藤素子=撮影)(PRESIDENT Online)