長倉達也・パーツワン社長(以下、長倉氏) うちは出していない。大手と同じアピールをしても、掲載されている数万社の中で、われわれを理解して選んでくれる人が来るとは思えない。採用については大手と異なる戦術を取るべきだ。例えて言えば、弱者であるなら弱者なりの戦術を取るべきだ。時間をかけて、企業と学生とがじっくりと相互に選び合える場があれば、積極的に参加して活路を見いだしている。加えて言えば、自動車部品を扱う業界だから理系向きのようにいわれるが、うちは理系も文系も関係ない。
水野氏 長倉社長の考えと似ている。1人を採用するには、最適な1人にうちの会社を「大好き」と言ってもらえれば十分だ。着飾った者同士が自己紹介し合うより、しっかり本当のコミュニケーションを取りたい。文系、理系が関係ないという話もその通り。
山田氏 うちも「IT系は理系」といわれたことがあり、社内を調べたら6割が文系だった(笑い)。
田中氏 理系、文系って、血液型のような感覚で、どうでもいい分類。むしろ分けると先入観が入る。血液型がB型だから、どんな仕事ぶりとか。理系だから説明がうまいとか。実際、A型です、って自己紹介をしたらA型らしいっていわれ、B型というとB型っぽいといわれる(笑い)。
長倉氏 理系、文系の分類、そもそも2つしかない。血液型よりいい加減だ(笑い)
思いの共感大事に
高橋氏 求人サイトが果たすべき役割はあるものの、使う側が依存しすぎては危険であるという認識が浮かび上がったようだ。それでは、学生とじっくり話して、何を知りたいか。
水野氏 うちでないと働きたくない、という思いがあるかどうかを知りたい。こちらも会社の良い面、足りない面の全部を見せて、それでも一緒に働きたいかどうか。それを持っている人と働きたい。