女性ホルモン減少…「更年期」の不調 早め受診で原因究明、治療を (2/4ページ)

2016.3.12 17:00

更年期のさまざまな症状

更年期のさまざまな症状【拡大】

  • 片井みゆき医師

 子供の受験や独立、親の介護などが重なり、ただでさえ負担の大きい時期。最近では、管理職として重責を担う女性も少なくない。このため、社員を対象に啓発のためのセミナーなどを開催する企業が増えている。

 女性ホルモン減少

 「更年期は、体内で女性ホルモンが減少し、さまざまな症状が出る時期。薬や病院と上手に付き合って乗り越えてほしい」と話すのは、東京女子医科大学東医療センター性差医療部准教授の片井みゆき医師だ。

 更年期の症状は、主に女性ホルモンのエストロゲンの欠乏によって引き起こされる。卵巣機能が低下し、エストロゲンの分泌が減るからだ。

 更年期の症状として知られているのが、ホットフラッシュ。急に顔がほてったり、汗をかいたりする。このほか、不眠やイライラ、不安感などさまざまな症状が出る。片井医師は「生活に支障がある場合は、早めに医療機関を受診して」と話す。婦人科のほか、最近は女性専門外来も増えてきている。

治療をしても症状が落ち着かない場合は、別の病気の可能性も

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