『 県庁そろそろクビですか?:「はみ出し公務員」の挑戦』円城寺 雄介著小学館【拡大】
そう、本書は筆者の失敗の記録といってもいい。
いや、さまざまな経験を積み重ね、その教訓を生かして成功の方策を模索しながら構築していくようすを具体的につづりながら、筆者は佐賀県の救急医療の現場で、救急車にiPadを導入して救急搬送の時間短縮化を推進したり、ドクターヘリの配備などを次々と実現していっている。
公務員の世界では、“希少種”といっていい存在なのかもしれない。
だからこそ、自ら「はみだし公務員」と名乗っているのである。
しかし、多くの公務員に希望の光を見せるとともに、この書は民間で働くサラリーマンの人たちにとってもうなづきや気づきを与えてくれるだろう。