映画「仮面ライダー1号」 藤岡弘、が43年ぶり主演 「僕自身ビックリ」 (3/4ページ)

2016.3.26 17:00

「ネオサイクロン号」を駆って戦いの現場へ駆けつける本郷猛

「ネオサイクロン号」を駆って戦いの現場へ駆けつける本郷猛【拡大】

  • 映画「仮面ライダー1号」のライダー1号
  • 「子供たちに何を残し、委ね、託すかという大変な使命と責任」を背負いながら、再び仮面ライダー1号(本郷猛)に挑んだ藤岡弘、=東京都練馬区(荻窪佳撮影)

 一方で、「45年前の私を見たかつての子供たち、私を追い続けてきた人を失望させてはいけない」という思いを持ち、プレッシャーにも襲われた。最初の「仮面ライダー」世代である今の大人たちが、かつて1号や2号について感じた格好良さや憧憬(しょうけい)を失わせてはならないという思いが、「失望させてしまえば、ライダー45年の歴史が終わる。仲間や関係者を裏切ってしまったら」との責任感につながった。

 「今の姿を見て『なあんだ』と思われたら何もかもが吹っ飛ぶ。夜も眠れないほど」だった。そうした不安を振り切るため、筋トレなどに励み、戦闘モードへの切り替えを図ったという。

 今回のライダーの見た目は、昭和当時のそれとは大きく異なる。25歳だった当時には72キロだった藤岡の体重が、今は84キロに。貫禄を増した体格を反映したムキムキボディの1号となっている。「背負ってきた歴史かな」と藤岡は笑った。

武道的アクション…次の目標はハリウッド

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