●「子育てをしていると、職場で十分に活躍の機会が与えてもらえない」
●「女性の先輩の昇進状況を見ると、現在の会社で働き続けることに不安を感じてしまう」
そうした理由で、勤めていた企業にある意味“見切り”をつけてしまうケースが少なくないのです。それらの女性達の表向きの離職理由は、「仕事と家庭の両立が困難」となっており、離職をする本当の理由が企業側に伝わることはありません。働きやすい環境であることに加え、やりがいが持てる職場に勤めているか否かが両立の分岐点の2つ目といえます。
「仕事より家庭に全力投球」と決めた女性の胸の内
▼分岐点3【人生観、仕事観など女性の心境の変化があるか否か】
企業にとっては、能力を発揮し活躍してもらうための高学歴女性は貴重な人的資源ですが、高学歴だからといって、全ての女性が仕事と家庭の両立を志向するわけではありません。
アンケート調査結果のなかでも、正規雇用を離職した女性の理由として、最も多いのは……。