もう一つ大きな改革を施した。夏と冬のボーナス時に30万円ずつ引かれていた住宅ローンを毎月5万円ずつ積み立てることにしたのだ。「ボーナスは貯蓄する」が、健全な家計の大原則である。
猪俣さんは、子供の保育料がかかるようになったものの、毎月7万円以上の黒字となり、それに加えて、住宅ローンのボーナス払い分、つまり年額60万円も蓄えられるようになったのである。
家計再生コンサルタント 横山光昭
マイエフピー代表取締役社長。庶民派ファイナンシャル・プランナーとして、8000人以上の赤字家計を再生。著書に『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズなどベストセラー多数。
(アドバイス=家計再生コンサルタント 横山光昭 構成=小澤啓司)(PRESIDENT Online)