こうした事例を踏まえ、10月に東京中小企業家同友会が開催し約400社が参加する「中小企業家サミット2016」では「育つ企業の『隠れた』人材」と題した討論会を実施。ニートの戦力化について意見を交わして、具体的な対策へと発展させていく。
中小企業の人手不足をめぐる動きは「若干緩和されたものの、まだまだ続いている」(信金中央金庫の鉢嶺実上席主任研究員)というのが実態。研削砥石(といし)メーカー、京浜工業所(東京都品川区)の内田亨副社長も「優秀な人材を採用したいが、なかなか集まってこない」と話す。後半戦に差し掛かった2017年春卒業予定の就職活動でも苦戦を強いられている。