
「シューズショップもうあかん」で販売されるシークレットシューズ【拡大】
「もうあかん やめます!」「格差社会を是正せよ。身長の格差は当店で」の垂れ幕で20年以上サラリーマンらに親しまれ、2月に閉店した名物靴店「靴のオットー」(大阪市北区)。そのオットーの閉店を何よりも嘆いたのは主力商品だった「シークレットシューズ」の長年の愛用者。「靴がないと本当の身長がバレてしまう」。そんな男性たちの思いをくんで、病気がちだった店主の営業を支えたボランティアがインターネットでシークレットシューズの販売を始めた。(芦田彩)
60足以上販売
ネットショップ「シューズショップ もうあかん」の画面には約50種類のシークレットシューズがずらりと並ぶ。価格も5千円から1万7千円とサラリーマンには良心的。靴底を手品のように工夫して5~7センチほど身長がアップするようになっているが、まったく外見からはわからない。
運営は、体調を崩したオットーの店主、竹部浅夫さん(75)に代わり、店を切り盛りしていた司法書士、小山秀司さん(65)と妻の千鶴さん(52)らが中心となって行っている。5月のスタート間もないころは1カ月に数足売れるぐらいだったが、7月末までに60足以上を販売。アクセス数も1日100PV程度に伸び、購入者も青森から沖縄まで関西以外の全国に広がっている。