
スリ族にメークを施してもらうヨシダナギさん=エチオピア【拡大】
すると、それまで無表情だった妻たちは歌を歌い出し、葉っぱをパンツ代わりにしたヨシダさんを大喜びで歓迎してくれた。長老からは、「気に入った。わしの5番目の妻として迎えたい」とまさかのプロポーズも。
ナミビアでは、ダマラ族の女性たちと同じように、裸になって革の腰巻きを巻いた。女性たちと一緒に記念撮影をしようとすると、後ろに立った女性から、「ナギのおっぱい、小ぶり」と触られてびっくり。一同、大爆笑の渦に巻き込まれたという。
原始的な美しさ、ヒーローのような格好良さ…世界一おしゃれな民族
スリ族との出会いは2013年。エチオピア南西部に暮らす彼らの存在を知る人は同国人でも少なく、接触までに2年を要した。首都アディスアベバから車で悪路を3日間走り続け、やっとたどり着いたときには、足はマシンガンで撃たれたようにダニにかまれた痕だらけだった。そこでも自然の流れで服を脱ぎ、彼らと同じ衣装を身につけ、化粧をしてもらうことで、仲間と認めてもらえた。「世界一おしゃれな民族の彼らから、ファッションは自分の心を表現するための楽しいものだと教えてもらった」と笑顔で語る。