また、インターンシップへの参加を重視する動きが強まっているといわれるが、とくに金融や建設・不動産、通信といったインフラにかかわる企業に就職したい場合は、インターンが重要なカギを握るということを実感した。
4月には某企業から内々定通知が届いた。圧倒的な知名度を誇り新卒の採用にも意欲的。インターンにも参加していたので、てっきりそこに行くと思っていたら就職活動は続けていくとのことだった。そして6月に某メーカーから内々定を頂き、お世話になることを決めた。
最初に内々定を取得した企業は、特定されやすいので業種も明らかにできないが、インターネットへの社員による書き込みが半端な量ではないことに不安を覚えたという。一方、内定した某メーカーについては面接でのやり取りが決め手となった。面接にかかわったすべての社員が、素直に話すことができる雰囲気を作ってくれて、社員・社風に対する好感を抱いたのだ。
その企業には取材で付き合いがあるせいか、就活時期に考えられない偶然が重なった。本社での副社長取材と会社説明会は同じ日時に行われ、IR説明会と集団面接も同じ日時だったのだ。その時は会社の近くで遭遇し一緒に本社ビルに入った。今思えば運命の糸によって導かれたのだろう。ありがたい話だ。