【親の正しい対応策3:学校のスタンスを理解し、教師を敵に回さない】
イジメ相談を受けるといつも思うが、戦術ミスを重ねたために学校を敵に回し、泥沼化を招く親が出るのだ。
泥沼化した後では対応に苦慮しがちになるので、初動がとても大切になる。それには学校側の立場を把握しておく必要がある。被害者側からは理不尽に映るだろうが、学校というところは警察でもなければ、裁判所でもない。つまり、どちらかに加担するということはしない。
学校から見れば、被害者も加害者も同じ可愛い生徒なのだ。学校はどの子にも平等に接する義務がある。さらに言い切るならば、どちらかと言えば加害者の方に手厚く感じることの方が多いかもしれない。なぜなら、弱い方の生徒を黙らせることの方が簡単だからだ。
ここに憤って、被害者根性を前面に出して教師を責めると学校は簡単に敵に回ってしまう。そもそも被害者親は学校から歓迎されない存在であるということを肝に銘じることからのスタートになる。
最小限の傷で済むことを望むならば、加害者と学校を責めるのではなく、みんなで良い方向に向かいたい、そのために自分(親)に何ができるのかを教えてほしい、できることは何でも協力したいと申し出ることが大切になる。
そこで、ようやく「話ができる親」ということで、学校との交渉権を得ることができるのだ。ここを間違ってはいけない。