
デジタルハリウッドが開講する、IT人材養成の「主婦ママクラス」の様子。託児スペースもある(デジタルハリウッド提供)【拡大】
専門的な知見を求める人や企業に、専門家の「スポットコンサル」をネット上で仲介するビザスク(東京都新宿区)には、育休中やフリーランス女性のアドバイザー登録も少なくない。
1時間当たりの謝礼は平均1万5000円で「バリバリ働いてきた女性が、経験と隙間時間を生かすことが可能」と、採用・人事担当の田中亮執行役員は言う。
働き方の選択肢が広がる背景には、深刻化する働き手不足の問題がある。労働政策研究・研修機構の推計では、経済がゼロ成長で、女性や高齢者の労働市場参入が現状のまま進まなかった場合、2014年で6587万人だった労働力人口は30年には787万人減少する。
これに対して、総務省の労働力調査(15年)では、女性の非労働力人口(無職で求職活動をしていない人の数)2887万人のうち、実は301万人が可能であれば就業したいと考えているという。稼ぐ手段が多様化すれば、子育てなどで離職した「やむなく専業主婦」層が動き出す可能性が高まる。
求人情報サイトを手掛けるエン・ジャパンは、今後も求人倍率上昇を見込み「この2年で女性専用の求人サイトを増設している」という。