暑くて寝苦しい夜、エアコンはつけっぱなしか、タイマーか? ポイントは別のところにあった (2/3ページ)

 その対策として、エアコンを一晩中つけっぱなしにしている人は23.5%、タイマーを使っている人は53.1%でした。しかし、それぞれの使い方をしている人たちの過半数が「暑くて寝苦しい」経験をしているそうです。とくにタイマー派では、「暑くてなかなか寝つけない」人が65.9%、「暑くて夜中に起きてしまう」人も64%と寝苦しさを経験しています。エアコンの使用がそのまま快眠にはつながっていないことが伺えます。

 湿度に着目

 では、どうしたら良いのでしょう。奈良女子大学で生活環境科学を研究している久保博子教授によると、夏の快眠には「温度」だけでなく「湿度」も重要だそうです。

 「人は入眠時に体温を下げるため、手足を熱くして熱を発散したり、汗をかいてその気化熱で熱を放出しようとします。そのため寝ている間で最も発汗量が多いのが入眠直後。しかし、梅雨時から夏場にかけて、湿度は非常に高くなり、室内でも時には80%ぐらいになることもあります。こうなると、汗がなかなか乾かず、不快感とともに体温調整も上手くいかず寝つきが悪くなるということにつながります。汗がべたべたと不快でないようにするためには、湿度を50%程度より低くするのがよいでしょう」

一方、室温が低すぎると逆によく眠れなくなる