ビジネスカラオケで差をつけろ 「先輩、すげえ」と言われる盛り上げ方 (4/4ページ)

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4.みんなで歌い、踊れる曲は必ず入れる

 世代を超えて、誰もが知っていて歌い踊れる曲は必ず入れる。一体感を高めるのに効果的だ。

 この点においては、「国民的ロックバンド」と言われるサザンオールスターズなどは便利である。「みんなのうた」などはぴったりだ。それこそ、前出のTRFも鉄板である。アニソンなども便利である。

 一体感をどこで作り出すかを考えるのだ。これぞ、一人カラオケや仲間カラオケとの違いである。

5.締めの流れを考えろ

 ビジネスカラオケの成否は、締めまでの数曲にかかっている。ここで盛り上げ、一体感を高めた上で大爆発する。この流れの設計が全てだと言っていい。

 よく使われる曲はサイモン&ガーファンクルの「明日にかける橋」である。この曲をマイクを回して歌ったあとで、「私たち2社で力をあわせながら、明日にかける橋をつくりましょう」などと言うと完璧である。

 「We Are The World」なども便利だ。「私たちで新しい世界をつくるのです」アピールなどに使える。歓送迎会などでは、歌詞に合わせて「私たちは○○チルドレンですよ」などと言うとばっちりである。

 絶対に避けたいのは、終了10分前の「終わりですよ、延長しますか」電話がきてバタバタすることである。残り時間も計算した上で、曲を入れていくのだ。

 ここまで読んで「そんなもの当然やっているよ」という方もいることだろう。そう、これは、我々中年が長年において培ってきたもの、まるで空気のように当たり前なことなのだ。これらのノウハウを伝承していくことに、私たちの存在意義はあるのだ。

 我々中年男は、ビジネスカラオケ道を次の世代に伝承するのだ。時代はあなたに委ねてるのだ。

【プロフィル】常見陽平(つねみ・ようへい)

常見陽平(つねみ・ようへい)千葉商科大学国際教養学部専任講師
働き方評論家 いしかわUIターン応援団長
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より千葉商科大学国際教養学部専任講師。専攻は労働社会学。働き方をテーマに執筆、講演に没頭中。主な著書に『なぜ、残業はなくならないのか』(祥伝社)『僕たちはガンダムのジムである』(日本経済新聞出版社)『「就活」と日本社会』(NHK出版)『「意識高い系」という病』(ベストセラーズ)など。

常見陽平のビバ!中年】は働き方評論家の常見陽平さんが「中年男性の働き方」をテーマに執筆した連載コラムです。更新は隔週月曜日。