【書評】『和ごはん101』山田玲子・著 普段着の食文化をメニューに


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 ユネスコ無形文化遺産に登録された和食は、国際交流の最大のツールというクッキングアドバイザーの著者が、日常の食事、普段着の食文化を101のメニューで紹介。

 豆知識、食べ方ガイドなどの説明文には英訳も付いている。

 味噌(みそ)汁、焼き魚、納豆、漬物…と基本の朝ごはんに始まり、丼もの、そば、たこ焼きなどの定番、生姜(しょうが)焼き、鯖(さば)味噌、肉じゃがなど人気の一品、季節の食べ物、和菓子に各種調味料、和の道具まである。

 日本人も意外と知らない和食のしきたり、一部メニューの英文レシピも。料理の写真が食欲をそそり、空腹時に見ると大変かもしれない。(1620円、ポット出版)