こんな「新年の挨拶」をする人は愛される 定番フレーズに付け加えると“好印象な一言” (3/4ページ)

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◆虚礼廃止! メールでの新年挨拶例

 虚礼廃止の時代になりつつあるとはいえ、メールでの挨拶を「省略されたもの」と受け止める人もいます。メールで新年の挨拶をする場合、対面の挨拶、年賀状での挨拶以上に、儀礼的にならない注意が必要になります。

 お勧めの構成は、本日から営業がはじまったというお知らせに、新しい一年にどんな形で役にたちたいかという抱負をプラスするもの。メールでも丁寧さを伝えたいのであれば、あえて文面は長めに。さらに相手の名前、相手と今年成し遂げたいことなどを入れるのが良いでしょう。

例)

「本日から平常営業となりました。本年もどうぞ宜しくお願いします。今年は○○プロジェクトで成果を出していくことが、私の目標です。××さんには調整の面でお力添えいただくことになると思います。昨年以上に連絡をとりあいながら、いいものを作っていきたいと思いますので、引き続きご指導お願いします」

◆定番の挨拶には相手の名前と気持ちが伝わる一言をプラス

 一年をとおし、ビジネスパーソンには節目節目に挨拶をする機会があります。儀礼的な挨拶にならないよう、心を込める伝え方をおさらいしておきましょう。ポイントは相手の名前を入れること、定番挨拶にひとことをプラスすることです。具体例を見ながら勘所を掴んでおきましょう。

【異動する上司への挨拶】

定番フレーズ

「ご栄転、おめでとうございます」

プラスひとこと

「今の私がいるのは○○部長のおかげです。本当にありがとうございました。○○部長がいなくなるのは寂しいですが、教わった××を活かせるように精進します。またお世話になることもあると思います。引き続きどうぞ宜しくお願いします」

【お悔みの挨拶】

定番フレーズ

「このたびはご愁傷様です」

プラスひとこと

「○○さんには大変お世話になりました。急なことでお力おとしだと思いますが……。どうぞお体に気をつけてください。なにか私でお役にたてることがあったら遠慮なくおっしゃってください」

心がこもったお見舞いの挨拶…