外国人労働者、10年で倍増 若者の雇用失う恐れ…日本人の環境整備が先 (2/2ページ)


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 求められるのは、まず日本人の雇用を増やす環境整備だ。例えば、介護に関しては厚生労働省によると、17年11月末時点での要介護認定者数は約642万人。しかし、介護福祉士の数は16年度時点で約149万人にとどまっている。

 背景の一つは、介護業界の待遇の悪さだ。厚労省の16年の調査によると、介護職員の平均給与は月額約26万2000円で、全産業平均の約36万2000円を10万円下回り、介護業界への就職を阻んでいる。まずは賃上げなどを通じ、「魅力的」な業界とする必要がある。(山口暢彦)