ホテル業界も盛り上がっているとはいえない。レジャー客が中心の関西のホテルではもともと金曜日は満室に近く、予約を受けられる客室が少ないという。リーガロイヤルホテル京都(京都市下京区)は昨年2月から特別宿泊プランなどを売り出したが、反応が鈍く、12月で取りやめた。
ただし、一定の効果を生んだケースもある。帝国ホテル大阪(大阪市北区)ではロビーラウンジで無料のジャズライブを実施。客層は、期待した会社員らとは異なるが、時間の融通をきかせやすい自営業や中高年の客がリピーターになり、ラウンジ利用も増えた。「プレフラが良いきっかけを作ってくれた」と担当者は手応えを話す。
プレミアムフライデーにちなんで、主力製品「プレミアムモルツ」の売り上げアップを図るのがサントリー。同社広報は「実際に早く帰れるか帰れないか分からないが、週末はゆっくり豊かな時間を過ごしてもらいたい」と期待を込める。
大丸松坂屋百貨店を展開するJ・フロントリテイリングの山本良一社長は「ハロウィーンは何十年もかかって定着した。地道に続けることが大事」と強調。プレ金をどう集客や収益につなげるか、売り手側の知恵も試されている。