仕事・キャリア

社会人1年生に送る「張り切らないススメ」 上司や先輩はどう接すればいい? (2/3ページ)

 マラソンで例えるなら、スタートから飛ばしすぎて、途中からスタミナ切れ…という状況になってしまうのです。

 だから、肩の力を抜いて今しかない社会人1年目を楽しむというスタンスでスタートを切ることが、長期的に社会人を楽しむ一つのコツだと思います。

◆社会人にとって正解はひとつではない!

 そして「張り切らないススメ」にはもう一つ理由があります。

 社会人になったんだし、「これからは一人で何でもやらなくては! 自立しなくては!!」と考える人はたくさんいるでしょう。これを人によっては「もう人に頼ってはいけない」と考えてしまう人もいると思います。張り切るということは、このような考えを助長してしまう可能性があります。

 仕事というのは基本的に一人で行うことはありません。チームやお客様など周りに必ず複数の人が常にいます。ですから、「一人で何でもやらなくては!」という環境じゃないんです。社会に出てからは教科書もないですし、先生もいません。

 社会人にとって正解はひとつではない、と私は思うんです。自分自身が体当たりで経験し、周りにいる先輩や上司の方にいろんなことを教えてもらいながら成長していくんです。わからないことばかりで当たり前。今活躍している先輩や役職についている上司も必ず社会人1年生の経験を経て、今の活躍があるのです。

 そういった先輩に頼りながら、「わからないことだらけなんだよね」と同期に弱音も吐きながら、共に励まし合い、成長していける環境を作ること。これがいい社会人スタートを切るコツだと思います。

 私が受付をしていた時に見ていた新卒社員で好かれている人は、「とにかく素直」で「自然体」でした。自分には自慢できることは何もないけど、スポンジのように吸収します、という姿勢だった人には、先輩方もつい教えたくなるものですよね。

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