
明かりを取り戻した泉町仲通り商店街の門看板と加藤雅史さん=水戸市泉町【拡大】
加藤さんは、この地域を盛り上げるためには門看板の明かりが不可欠だと考え、CFによる修繕資金調達に乗り出した。100万円を目標額に昨年9月にスタート。2カ月で121万3千円を集めることに成功した。
修繕工事を終え、門看板が明かりを取り戻したのは今年1月だった。再点灯後はコーヒーショップなど新たに2店舗が同商店街に出店するなど地域活性化につながったと実感したという。
加藤さんは「門看板に明かりをともすことがゴールではない」と言い、「空き家を使ってコミュニティーを作り、水戸の市街地だけでなく県内全体を盛り上げることが目標だ」と強い意欲を示している。(水戸支局 永井大輔)