部下への指示が伝わらない…そんなはずでは?! 「自動思考」の罠の怖さを知ろう (3/4ページ)

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◆伝わりやすい指示「7つのポイント」

(1)部下の経験や理解に合わせて指示の仕方を変える。

 中にはざっくりとした指示でも求めるものを汲み取ることができる人もるが、それが苦手な人=能力が低いわけではない。

(2)抽象的なものは具体的に。

 「もう少し増やして」→「あと400字増やして」、「なる早で」→「できるだけ早く、遅くとも〇日までには仕上げて」など。

(3)見本や参考を活用する。

 言葉だけでは伝わりにくいものや、経験の少ない仕事をさせるときには、見本や参考になるものを活用して具体的なイメージを共有する。

(4)求めるゴールを明確にする。

 どんなクオリティを求めるのか、期限はいつなのか、どんな点に注意したらいいのかなどを明確に伝える。

(5)「何か質問ある?」と聞いて安心しない。

 「質問ある?」と聞いて、「ありません」と答えるのは、わからない部分に気づいていない可能性がある。

(6)「権限移譲」と「丸投げ」を混同しない。

 「任せるよ」といった指導責任を放棄しない。権限を委譲してもスムーズにやり遂げられるようサポートをする。

(7)中間報告をさせ理解を確認する。

 これらの対策をしても、ミスコミュニケーションは起きる。中間報告をさせ、理解の間違いがあれば早い段階でフィードバックする。

 中には「上司が部下にそこまでする必要があるのか?」と思う方もいると思います。そういった気持ちになりやすいことが、実は指示の出し方で一番難しい部分なのです。

◆「自分も厳しく指導されたから…」はアウト

 仕事には厳しさも必要です。「教えてもらうのではなく自分で考えろ」「周りを見て察しろ」といった意見もあると思います。

部下の経験や理解に合わせる