連休最終日も各地で猛暑 群馬県などで午前中から35度超え

照りつける日差しの下、被災した住宅から家財道具を運び出す人=16日午前9時23分、岡山県倉敷市真備町地区
照りつける日差しの下、被災した住宅から家財道具を運び出す人=16日午前9時23分、岡山県倉敷市真備町地区【拡大】

 3連休最終日の16日も日本列島は東北から九州にかけて広い範囲で高気圧に覆われ、鳥取県や岐阜県、群馬県、兵庫県などでは午前中の時点で35度以上の猛暑日となる地域があった。西日本豪雨の被災地も多くの地域が30度以上の真夏日に。気象庁は各地に高温注意情報を出して、熱中症予防を呼び掛けている。

 気象庁によると、16日午前10時現在、全国927の観測地点のうち半数近い453地点で真夏日となった。

 一方、午前11時時点では鳥取県智頭町と岐阜県揖斐川町で36.2度を観測したほか、前橋市で36.0度、兵庫県の朝来市で35.9度、豊岡市で35.8度、島根県津和野町と京都市中京区で35.5度となった。

 屋外で作業する場合や、室内でも熱がこもりやすい場所にいる時には、小まめに水分補給し、塩分も取ることが必要とされる。