熱中症対策の研究者がすすめる「タオルと携帯扇風機で簡単にできる! 効果抜群暑さ対策」 (2/4ページ)

 1.【襟かけスタイル】

 服の中で水分を気化させて体を冷却する方法。

 汗の代わりとなる水分を含ませたタオルを服の中に引き込み、えりかけ扇風機で服の中に風を送り込むことによって、服の中で水分を積極的に気化させながら体を冷却する方法。

 タオルはポリエステル製のスポーツタオルのほか、首に巻いて使用するクールタイプのネックスカーフを使用できます。

 見た目も大変スッキリしており、気化熱で冷たくなったタオルが首や胸を冷やすため、とても効果的な冷却方法です。

 また、タオルと扇風機が分離しているため、タオルだけ取り外して水分を再補給しやすいというメリットがあります。

 2.【襟かけスタイル】

 首に掛けたタオルの両端に扇風機を固定して、首から下げて使う方法。

 風による水の気化で冷やされたタオルによって首まわりが冷やされるだけでなく、濡らしたタオルの水分がじわじわとシャツにしみ込み、そこに風が当たってシャツから水が気化することで、胸まわりも積極的に冷やすことができます。

タオルが首を保護して苦にならない