品川駅は品川区じゃない 高級感よりも“人情味”で「本当の住みやすさ」アピール

JR京浜東北線のとれいんちゃんねるにはPR動画「Promise~しながわにきっと~」が流れている=品川区役所提供
JR京浜東北線のとれいんちゃんねるにはPR動画「Promise~しながわにきっと~」が流れている=品川区役所提供【拡大】

  • 品川区をアピールするキャッチコピーが書かれた都営バス=品川区役所提供

 「品川駅は品川じゃないんだ!」。品川区は今月から、区をPRする動画やユニークなキャッチコピーを、品川駅やJR京浜東北線などの公共交通機関で展開している。「洗練された都心」のイメージが強い品川だが、「本当の住みやすさ」をアピールするため、高級感よりも“人情味”を打ち出している。

 不動産情報サイト「SUUMO」を運営する「リクルート住まいカンパニー」がまとめた「住みたい街ランキング2018 関東版」で品川は4位。それでも同区によると、品川は品川駅周辺の高層ビル街のイメージが強く、「大人な街で実際には住みにくい」との印象が持たれがちだという。区の担当者は「実際は商店街もあって、下町情緒もある。教育・保育が充実し子供を育てやすい」とし、イメージとはギャップがあると話す。

 キャッチコピーは「東京の玄関、というよりリビング」「意外と遊べる。意外と住める」「あんまり言うと上司まで引っ越してきそうだ」などユーモアあふれる8作品が一般公募やアンケートによって選ばれた。

 品川駅の自由通路のデジタルサイネージや京浜東北線内のトレインチャンネルで15秒間のPR動画「Promise~シナガワにきっと~」を放映。動画の冒頭は区の職員2人が登場し「品川駅は港区だぜ」「品川じゃないんだ」との会話から始まる。

 PR動画は渋谷駅西口スクランブル交差点の大型スクリーンでも放映。品川区内や、六本木からお台場まで運行する都営バスにキャッチコピーのラッピングを施した。

 区の担当者は「区外の方には住むところとして調べてもらうきっかけにしてもらい、区民の方にはこれからも住み続けたいと思ってほしい」と話した。

 品川駅自由通路のデジタルサイネージでの放映は今月7日、JR京浜東北線のトレインチャンネルは28日まで。ラッピングバスの運行は来年3月末まで。