バーが軒を連ね、「カクテルのまち」をアピールする宇都宮市で28日、「カクテルハロウィン」が開かれた。ハロウィーンの時期に合わせてコスプレした若者や子供たちの姿も目立った。
宇都宮市内のバーなど約30店が加盟する宇都宮カクテル倶楽部(クラブ)は、ライバル店同士が協力し、毎年、春と秋にイベントを開き、各店のバーテンダーが顔をそろえ、自慢のカクテルを特別価格で提供している。今回は初めてハロウィーン色を前面に出し、会場に4つのブースを設け、バーテンダーも、ちょっと“コスプレ”。本格的なバーコートで決めるブースや、ハロウィーンを意識したブース、ウエスタン、リゾートの雰囲気を出すブースが並んだ。
“インスタ映え”するメニューも登場。トマトジュースを使う真っ赤なカクテル「ブラッディメアリー」を輸血パックに入れた「ブラッディパック」や、注射器でリキュールやシロップを注入して購入者が完成させるカクテルなどが注目を集めた。ノンアルコールカクテルも多く、家族連れや子供たちにも好評だった。