【view 写】成蹊大学図書館 「知」の冒険へ学生誘う宇宙船

明かりがつくと、図書館はより一層存在感を増す。館内の学生がSFの世界の住人のように見えた=東京都武蔵野市の成蹊大学
明かりがつくと、図書館はより一層存在感を増す。館内の学生がSFの世界の住人のように見えた=東京都武蔵野市の成蹊大学【拡大】

  • ニョキ、ニョキ、ニョキ…。キノコのような球体状の「プラネット」が印象的だ

 夕日が落ち、明かりがついた図書館が光を放つ。近未来のSFのような空間で、課題と向き合う学生の表情がレンズ越しにもよく見えた。

 東京都武蔵野市にキャンパスがある成蹊大学は、約7500人の学生が通う私立大学。同大学の図書館は、成蹊学園創立100周年記念事業の一環として、平成18年9月に完成した。

 「明るく、美しく、温かい」をコンセプトに、採光性に優れたガラス張りの壁面と、5基の「プラネット」と呼ばれる球体状の部屋が大きな特徴だ。広い空間に浮かぶように配置された様子は、文字通り「惑星」のよう。プラネット内は自由に会話やディスカッションができ、ゼミの授業でも活用されている。

 設計は、建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞を受賞した建築家の坂茂氏。坂氏は小学校から高校まで成蹊に通った。

 蔵書は約140万冊。地下には約72万冊を収容可能な自動書庫も備え、専用の端末で呼び出せば、数分で1階カウンターに本が届く。期末試験の時期は一日で延べ約5千人が図書館を利用し、受付のゲートで利用者が渋滞してしまうこともあるそうだ。利用は基本的に在学生に限られるが、武蔵野市など周辺の住民も館内閲覧サービスを受けられる。

 文学部1年の坂川亜美さん(18)は「プラネット内は開放的で、こんなところで授業している、と気分も盛り上がります」と話す。法学部2年の柿本康介さん(20)は「最初の印象は白いきのこが生えた図書館。よく利用するようになり、全体をみると宇宙船みたいですね」と笑顔を見せた。(写真報道局 川口良介)

                   

 ■掲載写真実費でお分けします

 問い合わせは、産経ビジュアル03・3275・8775(平日の午前11時~午後6時)。ホームページは「産経ビジュアル」で検索。

                   

 動画は「産経フォト」sankei.com/photo/、または「YouTube」産経新聞チャンネルでご覧になれます。