関西国際空港で「清掃コンテスト」 清掃スキルと接客対応で競い合う

関西国際空港で「清掃コンテスト」。関西エア社員ふんする空港利用者が話しかけて清掃の邪魔をし、空港スタッフとしての接客対応力も問われた=関西空港駅・南広場(谷田智恒撮影)
関西国際空港で「清掃コンテスト」。関西エア社員ふんする空港利用者が話しかけて清掃の邪魔をし、空港スタッフとしての接客対応力も問われた=関西空港駅・南広場(谷田智恒撮影)【拡大】

 関西国際空港を運営する関西エアポートは12日、関西空港駅・南広場で、空港の清掃業務を担う清掃会社7社の代表選手が清掃の技能(スキル)と接客対応を競い合う「清掃コンテスト」を開いた。

 コンテストでは4メートル四方の特設コートを10分の制限時間内に清掃。空港スタッフとしての接客力も問うため、清掃の途中、外国人や少年にふんした関西エア社員らが“邪魔”をする場面も。白熱の演技に観衆から笑いが起こるなど、和やかな雰囲気に包まれた。

 関西エアなどによると、今年の世界の空港ランキングの清潔度の部門で、羽田空港が1位、中部国際空港2位、成田空港が6位だった一方、関空はベスト10の圏外だった。同社の担当者は「清掃スタッフのモチベーションを上げ、上位を目指したい」としている。