【暮らし替えの道しるべ】(22)年末までに「家の棚卸し」

 気がつけば年末まであと2カ月。今年は少し早めに準備をしてみませんか? 「家の中の棚卸し」です。大掃除をする前にこの1年でたまったものを見直してみましょう。

 11月は粗大ごみの処分をおすすめします。捨てたいけれど処分が面倒なもの、そのままにしていませんか。

 特にベランダは物が散乱しやすい場所です。夏に収穫したプチトマトのプランターや枯れてしまった観葉植物などが置きっぱなしになっていないでしょうか? 窓を閉めれば目に入らないので、先延ばししてしまいがちです。しかし、最近の異常気象の影響で大雨が続き、排水溝にたまった落ち葉、髪の毛やほこりが混じったゴミが原因で雨水の流れを止めてしまい、窓から水が流れ込んだという事例もありました。ベランダは掃除しやすいように、できるだけ何も置かないことが基本です。

 まずは、ベランダにある使わない物置などの粗大ゴミを捨てるため、11月中に居住の自治体に問い合わせをしましょう。

 大きな物や気になる場所の片付けが終了したら、各居室の掃除を行います。リビングは最後に掃除をします。リビングは、家族の私物が入り交じっている共有部分のため、物が集まりやすい場所。つまり片付けも大変な場所です。

 リビングの窓掃除をしておくと、お正月にはすっきりと眺望のいい窓で、気持ちも新たに新年を迎えることができるでしょう。

 窓掃除はホームセンターで購入できる道具「スクイージー」を使います。窓のほこりを簡単に払い、水にぬらした雑巾でびしょびしょに表面をぬらし、スクイージーで上から横に水を切っていきます。窓1枚が5分できれいになります。(日本ホームステージング協会 代表理事 杉之原冨士子)