まさかの失注、企画潰れ… まだ「驚異のプレゼン」で消耗しているの? (1/3ページ)

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 【働き方ラボ】12月だ。街もすっかりクリスマスムードだ。私は週末になると、1歳5カ月の娘を連れて都内のクリスマスツリーやイルミネーションを見に出かける。先週末は、六本木と日比谷の東京ミッドタウン、恵比寿ガーデンプレイスなどに行ってきた。娘は喜び、はしゃいでいた。(常見陽平)

 クリスマス前に破局する二人と、営業の失注、内定辞退は似ている

 「草食化」「若者の恋愛離れ」などと言われ、関連するデータもメディアで紹介されるが、このようなスポットには男女のペアがそれなりの人数いる。カップルか、それ未満か、普通に友人同士なのか。初々しさとぎこちなさがあいまった姿を見ているとドキドキする。

 一方で、余計なお世話だが、不安になることもある。それは、「この二人は、ちゃんとクリスマスまで続くのか?」という懸念である。特に恋人未満の関係の人が心配だ。クリスマスにデートをしよう、あわよくばお泊りまでしようと誘おうとすると、「やっぱりお付き合いできない」「そんな気じゃなかった」という話になり、山下達郎の「クリスマスイブ」やB'zの「いつかのメリークリスマス」を聴いて、途方に暮れる…。

 恋愛の話はともかく、この「いい感じだと思っていたのに、突然ふられる」という件、皆さんも日常的に、ビジネスの現場で直面していないだろうか?「絶対に、受注する」と思っていた案件がポシャったり、必ず通ると思っていた企画が会議で潰されたり…。

元採用担当者の視点から言うならば…