「かるたの聖地」近江神社、三が日15万人見込む

参拝客でにぎわう近江神宮=大津市神宮町
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 平成最後の正月を迎え、滋賀県内の神社仏閣は初詣に訪れた参拝客でにぎわった。今年はおおむね穏やかな天気となり、各地の寺社で参拝待ちの長い行列ができた。訪れた参拝客らは賽(さい)銭(せん)を入れて手を合わせたり、おみくじを引いたりして、家内安全や健康を祈った。

 天智天皇をまつり、「かるたの聖地」で知られる大津市神宮町の近江神宮は参拝客であふれ、拝殿から石段下の入り口付近まで約100メートルの長蛇の列ができた。参拝客らは石段の途中にある朱色の楼(ろう)門(もん)前で写真を撮ったり、屋台で購入したたこやきなどを食べて体を温めたりしていた。

 夫婦で訪れた同市黒津の会社員、小森真志さん(42)は「今年で平成が終わり、新しい時代の幕開けとなる。次の時代も平和で穏やかになるようにと願っている」と話した。

 同神宮によると、元日の参拝客数は約6万5千人で、正月三が日で約15万人を見込む。このほか、元日時点で、県内の神社仏閣での主な人出は、初詣客が例年、県内で最も多い多賀大社(多賀町多賀)が約14万人、日吉大社(大津市坂本)が約3万5千人。比叡山延暦寺(同市坂本本町)は人出を集計していない。