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部下からイタイと思われてる? 「フェイスブックおじさん」にならないために (3/4ページ)

成井五久実
成井五久実

 また、仕事について投稿する時は、「俺の手柄」感が出ないように意識することも大切です。自慢も、「イタイ」と思われる原因になってしまいます。

 例えば、会社でMVPを取ったことを投稿するとしたら、その仕事に対してどのような姿勢で取り組んでいたのか、プロジェクトを成功させるまでにはどんな苦労があったのか。事実だけではなく、自分の「想い」までセットで語る。

 投稿者の「想い」が見えれば、見る人が「共感」できる投稿になります。

 また、自分のことだけでなく、部下や後輩が評価されたら、それも喜ばしいこととして投稿するのがオススメです。

 部下の活躍を喜べる器の大きな上司は尊敬されますし、投稿してもらった部下も、いろんな人に活躍を知ってもらえて嬉しいはず。ますます「この上司についていきたい」と思うでしょう。

 「仕事とプライベート」、そして「自分と部下」。どちらかに偏りすぎないよう、バランスを意識して投稿するのが、フェイスブックのうまい使い方です。

 ちなみに、大事な報告など、本当に見てもらいたい情報を投稿する時は、日曜の夜、午後9時~10時に投稿するのがオススメです。

 日曜の夜は飲み会も少なく、みんな明日からの仕事に備えて在宅していることが多い。必然的にスマホに接触している率が高くなるのです。私の会社で運営しているWEBメディア「JION」も、この時間帯にアクセスが集中しています。

 投稿の時間帯も考えながら、SNSを効果的に使っていきましょう。

人の投稿にもリアクションをする

 自分にしか興味がない人は、相手にも興味を持ってもらえません。それはSNSでも同じ。

 発信するばかりで、人の投稿には何もリアクションをしない人はあまり印象が良くないのです。

 だから、人の投稿にも積極的に「いいね」やコメントをしましょう。もちろん業務中は目の前の仕事に集中しなければいけませんが、通勤時や移動時間などの隙間時間にチェックし、タイムラインに流れてきた順に、可能な限りリアクションするのです。

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