冷水かぶり無病息災願う「大寒禊」 栃木・真岡

勢いよく冷水をかぶる大寒禊の参加者=20日、栃木県真岡市東郷の大前神社
勢いよく冷水をかぶる大寒禊の参加者=20日、栃木県真岡市東郷の大前神社【拡大】

  • 勢いよく冷水をかぶる大寒禊の参加者=20日、栃木県真岡市東郷の大前神社
  • 冷水をかぶる前後に行う「鳥船の行」=20日、栃木県真岡市東郷の大前神社

 一年で最も寒い時期とされる二十四節気の「大寒」の20日、栃木県真岡市東郷の大前(おおさき)神社で「大寒禊(みそぎ)」が行われ、白ふんどし姿の男性らが冷たい水を浴びて身を清めた。

 この日は女児2人を含む約10人が参加。禊歌を歌いながら舟をこぐしぐさを繰り返す「鳥船の行」を行った後、たるに張られた冷水をおけですくって勢いよく全身にかぶり、今年一年の無病息災や大願成就を祈った。境内には大勢のアマチュアカメラマンが集まり、水しぶきが掛かるのも苦にせず、盛んにシャッターを切っていた。

 栃木県神社庁の行事として先導役の「道彦」を務めた日光二荒山神社(同県日光市)の権禰宜(ごんねぎ)、町井康祐さん(44)は「参加者が神前で心を一つにし、身を清めることで一年を健康に過ごせる」と説明。妹(6)と参加した宇都宮市の中学1年、久松千華さん(13)は「昨年に続いて2回目だけど、思ったよりも寒くて終わってほっとした。今年も元気に過ごせると思う」と話した。