「高層」自治会、清掃に200人 東京・芝浦住民らが交流、港区から表彰も (1/2ページ)

芝浦アイランド自治会の清掃活動。子供の参加者も多い=3日、港区芝浦
芝浦アイランド自治会の清掃活動。子供の参加者も多い=3日、港区芝浦【拡大】

 港区芝浦の高層マンション群の住民らで構成する「芝浦アイランド自治会」の清掃活動への参加者が、年々増えている。防犯や交通安全活動などと同様の「任意参加」による自治会活動にもかかわらず、毎回子供を含めて約200人が参加する大規模な活動に発展。近年は港区から表彰され、模範的な地域交流としてお墨つきを得る形にもなった。人間関係が希薄なイメージもある高層マンションの住民同士を結びつけている要因は、やはり「人とつながる魅力」が大きいようだ。(久保まりな)

 同自治会は港区芝浦4丁目の再開発地区「芝浦アイランド」にある高層マンション群の管理組合などで構成され、対象は約4千世帯、住民は約1万人に上る。平成21年に発足してから、祭りや清掃、防災シンポジウムなどを行ってきた。

 終了後に弾む会話

 中でも2カ月に1回実施している清掃活動の参加者は多い。直近では3日に開催され、マンションや周辺住民、近隣に勤めている人ら老若男女約200人が参加。配られたトングとごみ袋を手に、公園や道路などを約1時間清掃した。

 終了後は、近くの公園で「交流タイム」が設けられ、「元気にしていた?」「久しぶり」などと会話を楽しむ姿がみられた。

 参加者は最近でこそ約200人前後を推移しているが、同自治会によると、約8年前は20人ほどだったという。役員で美化防犯委員長の栗山由美さんは、「清掃していても、『何しているの?』『自治会って何?』と言われることが多かった」と振り返る。

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